オンライン「美術史」無料プレ講座開催します
第7期オンライン「美術史講座」(有料)募集のための無料プレ講座のご案内
4月1日(土)と2日(日)の午後8時から美術史(無料)プレ講座「美術史から見る写真のボケ表現」と題してzoon配信を行います。
申し込みは以下へ。視聴に必要な情報をお送りします(締め切りは当日の配信前までOK)
https://form.run/@yahoo-1679640561
写真では「レンズのボケ味」というように、背景の焦点があってない部分のことを語ることが多いのですが、実は近年まで欧米ではその概念がなかったそうです。
ピントが合ってない部分は「アウトオブフォーカス」と呼んでいて、ピントが合っている部分のことしか語らなかったのに対して、日本はかなり早い段階で写真の背景のボケに注力していた歴史があります。
ポートレートでは特に顕著で、欧米ではガッチリと絞り込んだ表現が多く見られるのに対して、日本では絞りを開放にして奥行きを出そうとします。
この違いはどこからきているのか、日本と欧米の美術の歴史を振り返ることで考えてみたいと思います。
講座は1時間程度です。なお、これは学術的にエビデンスがあるものではなく、「ある」事象を歴史から見てみようとする試みであることをご了承ください。
プレ講座で興味を持っていただいた方には、4月9日(日)から7月14日(金)までの期間で、第7期「美術史講座」(全13回/有料)が始まります。半年に一度の募集で、これまでに300名を超える多くの方々にご参加いただいています。
★受講料は全13回28000円(税込/追加料金なし)
https://2bh.base.shop/items/66164629
★詳細は下記ご確認ください。
https://satorw.hatenadiary.com/archive/2023/03/27
第4期「美術史講座」のご案内
オンライン有料講座 (全13回 2021年9月5日~12月18日/毎週 日曜と土曜配信・☆但し11月21日、27日、28日、12月4日はお休み)
●本講義は、西洋史から美術の流れを知っていく講座です。「歴史は苦手です」という方や、「美術史は初めてです」という方に是非、ご参加いただきたいと思っています。ひとりの作家や作品を詳しく解説するのではなく、その作家や作品が生まれた時代、社会的な背景を、その時々の事件・情勢を交えてお話します。美術の歴史はそのまま世界史と繋がり、現代のアートを理解する上で非常に重要な知識となります。●特徴は、見逃しが無いように、同じ内容を日曜日と土曜日にリアルタイムで2度配信し、その後、編集動画をアップします。資料は事前にダウンロードでき、予習をすることもできます。各回の講座では、最後30分ほどフリータイムを設けますので、zoomのチャット機能により質疑応答も可能です。
本講座を修了後は、さらに詳しく解説する「写真史講座」へと繋げていく予定です。
<受講料>
全13回 28000円(税込)
<申し込み方法>
「第4期美術史講座受講」と明記の上、下記アドレスまで。
氏名・電話(緊急時用)もお願いいたします。
受講料の振り込み(下記参照)が確認した上で、視聴アドレス等をお送りします。
<支払い方法は以下の2通り>
@クレジットカード払い 「BASE」から
https://2bh.base.shop/items/49637882
@銀行振り込み払い
三菱UFJ銀行 江古田支店 普通 4896183
口座名 ワタナベサトル
(振り込み手数料はこちらで負担します)
<全講座予定(毎週 日曜と土曜)>
*時間 20時~22時 *<再>=見逃した方の再講座(土日ともリアル配信)
(各講座は、こちらで録画したものを後日、受講者限定で配信)
<第4期「美術史講座」の日程>
<日程と主な内容>
■1回目 9月5日(日)/<再>9月11日(土)
「ルネッサンスってなんだ?」
「ルネッサンス」という言葉は、日本語に訳すと「再生」になります。では、何からの再生だったのか? そこには商業の発展とキリスト教の支配の歴史の関係が見えてきます。
#ダヴィンチ #ボッティチェッリ #メディチ家 #ローマ教皇 等々
■2回目 9月12日(日)/<再>9月18日(土)
「荒ぶるバロック」
調和が優先されたルネサンス絵画から、動きのあるバロック絵画へ。突如花開き、あっという間に散ったオランダ絵画たち。宗教改革の歴史を知ることは、美術を見る上でとても重要ポイントになります。
#カラバッジョ #ルーベンス #レンブラント #フェルメール 等々
■3回目 9月19日(日)/<再>9月25日(土)
「フランス革命が変えた世界観——近代のはじまり」
現代美術を考える上で、実はもっとも大事なのは、近代の理解。近代と現代とは、いったい何が違うのか! フランス革命で何が変わったのでしょうか。
#ダヴィット #アングル #ドラクロア #クールベ #ミレー #コロー 等々
■4回目 9月26日(日)/<再>10月2日(土)
「印象派の誕生——写真の発明がもたらしたもの」
1800年になると急速に科学が発達し、産業革命による経済の格差や写真の発明が起こりました。ブルジョワが誕生し、絵画を需要する幅が増えていった時代です。
#マネ #モネ #ルノワール #超重要画家セザンヌ #ゴッホ #ゴーギャン 等々
■5回目 10月3日(日)/<再>10月9日(土)
「二度の世界大戦がすべてを変えた」
第一次世界対戦はヨーロッパの人々に大きなダメージを与えました。信じていたものが崩れ去り、世の中に虚無感が広がります。ダダイズムとシュールレアリズムがもたらしたものとは。現代美術はここから生まれました。
#デュシャン #ピカソ #ロシアンアバンギャルド #バウハウス 等々
■6回目 10月10日(日)/<再>10月16日(土)
「アメリカファーストの時代へ」
1950年代、経済の中心はニューヨークに移ります。そしてアートもアメリカファーストの時代に。それはなぜか。絵画は対象物を描かない「抽象表現」へと変容していきます。
#キスリング #ミュシャ #クリムト #ポロック #ロスコー #CIA 等々
■7回目 10月17日(日)/<再>10月23日(土)
「コンセプチュアルアートってなんだ?」
時代は美しいものを求める「美術」から「概念」自体を問うアートへと変化していきます。そこには、大量消費社会や日本の「禅」も大きくかかわってきます。
#ジャスパー・ジョーンズ #ウォーホール #リキテンシュタイン #モンドリアン #バスキア #キース・ヘリング 等々
■8回目 10月24日(日)/10月30日(土)
「ついに何がなんだかわからなくなる現代のアートへ」
社会は関係性でできています。それを現すのが現代アート。社会批評や貢献すらもアートの範疇に。経済界の人々はなぜ現代アートを好むのでしょうか?
#マウリツオ・カテラン #バンクシー #KAWS(カウズ) #ジェフ・クーンズ #奈良美智 #塩田千春 等々
■9回目 10月31日(日)/11月6日(土)
「日本アートの歴史」
日本の美術の歴史をいっきに解説します。中国の影響から日本独自の絵画へ。そして西洋化へ。すべては村上隆へと繋がっていました。
#狩野派 #浮世絵 #藤田嗣治 #岡本太郎 #オノヨーコ #草間弥生 等々
■10回目 11月7日(日)/11月13日(土)
「思想と哲学」
難しいと思っている人が多いけれど、かなり楽しい思想と哲学の世界。人間とは何か、社会はどのようなものか、ギリシャ時代から、人間は考えて続けています。
#プラトン #デカルト #ニーチェ #フロイト #ユング #サルトル 等々
■11回目 11月14日(日)/11月20日(土)
「現代思想」
ここがとっても大事! 実存主義から構造主義へ。そして現在の主流とは? 現代アートに大きく影響してくる「現代思想」をできるだけわかりやすくお話します。
#ソシュール #フーコー #バルト #レビィ=ストロース #ジャック・デリダ 等々
◆11月21日(日)、27日(土)、28日(日)、12月4日(土)は休講
■12回目 12月5日(日)/12月11日(土)
「宗教」
日本人は宗教をあまり知らないと言われていますが、実はアートととても密接に繋がっています。世界三大宗教から日本の宗教までを解説します。
#ユダヤ教 #キリスト教 #イスラム教 #仏教 #密教 #神道 等々
■13回目 12月12日(日)/12月18日(土)
「ざっくり写真史」(内容は、一部変更になる場合があります)
テクノロジーが変えた表現の革命。写真の誕生から1900年。写真をとりまく環境は大きく変容しています。写真の発明から、現在までを一気に解説します。
#ニエプス #ナダール #ブレッソン #アジェ #スティーグリッツ #キャパ #シンディー・シャーマン 等々
☆本講座を修了後は、さらに詳しく解説する「写真史講座」へと繋げていく予定です。
第4期美術史講座のご案内
無料でオンライン「プレ美術史講座」
こんにちは、渡部さとるです。
2020年4月より、“zoom”を使ったオンラインで、現代アートを理解するための「美術史」(全13回)と「写真史」(全6回)講座を有料で配信し、2021年7月31日で第3期を終了しました。1期、2期、3期を合わせ本当にたくさんの方々にご参加いただきました。
今回は、第4期の本講座を募集するにあたり、まずは無料で「美術史講座」のプレ版を2回配信します。どちらも同じ内容です。ご都合のいい回に是非ご視聴ください。
1回目:8月22日(日)
2回目:8月28日(土)
時間:午後8時から(60~90分)
ご希望の方はこちらのformへ。
視聴に必要なアドレス、ID、パスワードをお送りします。
https://form.run/@yahoo-1627457859
参加費は無料です(申し込みは、各回、当日の13時まで受付可)
●プレ講座をご視聴いただき、気にいっていただけたら、是非9月5日から始まる第4期「オンライン 美術史講座」(全13回/有料)を受講いただけたら嬉しいです。
「現代アートがよく分からない、最近の写真は何がいいのかさっぱり理解できない」そんなモヤモヤを抱えている方、現在アートの見方がわからない方、そんな悩みを解消し、美術館に行くのが楽しくなります。
●期間は9月5日(日)から約3ヶ月、13回の連続講座で、毎週日曜日の午後8時から行い、翌週の土曜日午後8時から見逃した方のために、もう一度同じ講座をライブ配信しますので、時間のやりくりがしやすいと思います。
詳しくは下記の本講座(有料)をご一読ください。
オンライン有料講座 (全13回 2021年9月5日~12月18日/毎週 日曜と土曜配信・☆但し11月21日、27日、28日、12月4日はお休み)
本講義は、西洋史から美術の流れを知っていく講座です。「歴史は苦手です」という方や、「美術史は初めてです」という方に是非、ご参加いただきたいと思っています。ひとりの作家や作品を詳しく解説するのではなく、その作家や作品が生まれた時代、社会的な背景を、その時々の事件・情勢を交えてお話します。美術の歴史はそのまま世界史と繋がり、現代のアートを理解する上で非常に重要な知識となります。
日本には各地に様々な美術館があり、世界中から毎年、いろいろな作品がやってきています。美術史の流れを知っておくと、びっくりするくらい、美術館に行くのが楽しなります。人生をかなり“お得”にしてくれる講座です。
本講座の特徴は、見逃しが無いように、同じ内容を日曜日と土曜日にリアルタイムで2度配信し、その後、編集動画をアップします。資料は事前にダウンロードでき、予習をすることもできます。各回の講座では、最後30分ほどフリータイムを設けますので、zoomのチャット機能により質疑応答も可能です。
本講座を修了後は、さらに詳しく解説する「写真史講座」へと繋げていく予定です。
<受講料>
全13回 28000円(税込)
<申し込み方法>
「第4期美術史講座受講」と明記の上、下記アドレスまで。
氏名・電話(緊急時用)もお願いいたします。
受講料の振り込み(下記参照)が確認した上で、視聴アドレス等をお送りします。
<支払い方法は以下の2通り>
@クレジットカード払い 「BASE」から
https://2bh.base.shop/items/49637882
@銀行振り込み払い
三菱UFJ銀行 江古田支店 普通 4896183
口座名 ワタナベサトル
(振り込み手数料はこちらで負担します)
<全講座予定(毎週 日曜と土曜)>
*時間 20時~22時 *<再>=見逃した方の再講座(土日ともリアル配信)
(各講座は、こちらで録画したものを後日、受講者限定で配信)
<第4期「美術史講座」の日程>
■1回目 9月5日(日)/<再>9月11日(土) 「ざっくり美術史」
一度おおまかに全体像を把握。今回の講義では、美術の歴史=西洋史
■2回目 9月12日(日)/<再>9月18日(土)「ルネサンスってなんだ?」
商業の発展とキリスト教の世界観
#ダヴィンチ#ボッティチェッリ#メディチ家#ローマ教皇 など
■3回目 9月19日(日)/<再>9月25日(土) 「荒ぶるバロック」
調和が優先されたルネサンス絵画から、動きのあるバロック絵画へ。突如花開き、あっという間に散ったオランダ絵画たち。 #カラバッジョ#ルーベンス#レンブラント#フェルメール など
■4回目 9月26日(日)/<再>10月2日(土)「フランス革命が変えた世界観」
産業革命とブルジョワの誕生が生んだ絵画の変革。写真の誕生。意識改革が興った時代。
■5回目 10月3日(日)/<再>10月9日(土)「二度の世界大戦がすべてを変えた」
ダダイズムがもたらしたものとは。現代美術がここから生まれた。
#デュシャン#ピカソ#ロシアンアバンギャルド#バウハウス など
■6回目 10月10日(日)/<再>10月16日(土)「アメリカファーストの時代へ」
なぜアートはパリからニューヨークへ移ったのか。抽象表現主義の時代。
#ポロック#ロスコー#CIA など
■7回目 10月17日(日)/<再>10月23日(土)「コンセプチュアルアートってなんだ?」
概念こそがアートになる。ミニマリズムと禅。大量消費社会へ。
#ジャスパー・ジョーンズ#ウォーホール#リキテンシュタイン など
■8回目 10月24日(日)/10月30日(土)「ついに何がなんだかわからなくなる現代のアートへ」
多様性と社会との関係生。すべては今の時代を反映している。
だからこそ経済界の人は現代アートを好む。
■9回目 10月31日(日)/11月6日(土)「日本アートの歴史」
日本の美術の歴史をいっきに解説します。日本独自の美術から西欧化へ。
#狩野派#浮世絵#明治の近代絵画#藤田嗣治#岡本太郎#オノヨーコ#草間弥生 など
■10回目 11月7日(日)/11月13日(土) 「宗教」
宗教とアートは密接に繋がっている。世界を動かす宗教の力。
■11回目 11月14日(日)/11月20日(土)「思想と哲学」
難しいと思っている人が多いけれど、かなり楽しい思想と哲学の世界
◆11月21日(日)、27日(土)、28日(日)12月4日(土)は休講
■12回目 12月5日(日)/12月11日(土)「現代思想」
ここがとっても大事。近代の理解がないと、脱近代(ポストモダン)が分からない。これさえ知 っていれば、いま行われていることは大体理解できる。
■13回目 12月12日(日)/12月18日(土) 「ざっくり写真史」
#ニエプス#アジェ#スティーグリッツ#キャパ#シャーマン など
*(上記の講座内容は、一部変更になる場合があります)
どこにも行かれないから銭湯に行ってる
朝 豆と野菜のトマト煮ご飯
おやつ 「長月」でコーヒーとガトーショコラ
夜 オージービーフのステーキ、キャロットラペ、野菜のピクルス等々
学生限定、11月の展示に向けたワークショップ募集のYouTubeは、定員になったため非公開になりました。
11月に渋谷ルデコで、恒例の3階から6階までを使ったグループ展を開催。
それまでには社会の状況が落ち着いてないと、困るんだけどな。
今回の3回のフロアーは、学生限定。
YouTubeからは7人~8人の募集を考えていたのだけど、一晩で7人集まった。
オンラインでも大丈夫ということで地方からの応募も。あらためてYouTubeの告知力に驚いてしまう。
これで総勢16名の学生たちが集まったことになるので、とにかく動きます。
どうなるかはわからないけど。なんかわざわざ大変なことに首を突っ込んだ気はするけど(笑)。
今週の「2Bchannel」ラジオで、ライカSLに触れた時に「SLにはシグマ非対応ですよ」と教えてもらったのだが、
どうやらファームアップで対応済みのようだ。だからと言って即買いというわけでではないが、
使えるということだけでちょっと嬉しい。
ただ、2006年に買った冷蔵庫を買い換えるのが先ということで、冷蔵庫を注文してしまったので、
しばらくおとなしくしてないと。冷蔵庫って高いんだねえ。
2020年の前半は欲しいカメラってないなあ、と思っていたが、視野を広げてら欲しいものだらけ(笑)。
ハッセルとライカってなんであんなに物欲そそるんだろ。
Youtube でブログを始めました
Youtube でブログを始めました。
以下は、その内容です。
いつも2B Channelを見ていただいてありがとうございます。
動画配信から1ヶ月ちょっとたちました。
これまでに、26本の動画をアップしています。
今日の時点でチャンネル登録者数は614人、視聴合計時間は約900時間。これが多いのか少ないのかは、比較対象がないのでわかりません。
本音を言うと、もうちょっと登録者数は多いと思っていました。
Youtubeで動画を配信すると、再生回数だけではなく、どんな年齢層が見ているとか、男女比はどうかとか細かいデータを見ることができます。
2B Channelの場合、年齢層は45歳から55歳が一番多く6割を占めます。次に35歳から45歳。で、あとは0%。
もっと極端なのが男女比で、なんと94%と6%。もちろん96%が男性。
つまり2B Channelは、おじさんで持っているということです。ワークショップもずっとそうなので今さら驚かないけど、本当に女性人気がありません。もっとも、配信しているネタは、おじさんウケの話ばかりだからねえ。
たぶん、『旅するカメラ』も同じ比率のような気がします。僕は昔からおじさんに支えられているようです。
動画の中でもっとも人気があるのは「長徳さんに影響を与えたフランクとメカス」。配信後すぐに500回再生されています。第二弾はすでに編集済み。これは面白いです。さすが、長徳さんと言うほかないですね。近日公開予定。
長徳さんに話を聞くきっかけになったのは「ロバート・フランク『アメリカンズ』を読む」のなかで、長徳さんの話に触れたことでした。この動画を見ていてくれた長徳さんが、インタビューを快諾してくれました。
この「ロバート・フランク『アメリカンズ』を読む」は、今年9月に亡くなったフランクの追悼企画のようになったこともあってか、人気が高い。
その他には「杉本博司 海景の露出の謎」や「ポートレート撮影 基礎編」なんかも再生回数は多いです。
Youtubeの大きなハードルは、登録者1000人で、1年間の総再生時間が4000時間というのがあります。これをクリアすると広告収入が入ってくる。でも登録者1000人というのは全体の2%、1万人になるとわずか0.2%。
収益化するのは3万人以上らしいので、収入を得るのはかなり厳しいわけです。
2B Channelは、「誰も写真家がやっていないからやってみる」と始めたわけですが、誰もやらない訳がわかりました。時間がかかりすぎるのです。1本の動画を作るのに、平均4日かかることがわかりました。
撮影して、荒編集して、詰めて、テロップいれて、画像をはりつけて。内容確認のため調べものをしたり、関連の写真をさがすのにもひと苦労。
6月から初めて、4ヶ月間で完成した動画はおよそ30本。1ヶ月8本くらい、やっぱり4日に1本になるわけです。
使用しているカメラは、動画でも紹介してますが、パナソニックのルミックスGH4。動画を始めるにあたって、その筋のプロに相談したら「GH4を買った方がいい」と言われたので素直に買ってみました。まさかパナソニックのデジタルカメラを買う日がくるなんて思ってもいませんでした。
結論からいうと、実用的で使いやすいカメラ。フジヤカメラで買った6万円の中古でしたが、仕事カメラとして十分機能しています。
まずバッテリーの持ちがいい。キヤノンのデジタル一眼レフとほぼ同じ大きさのバッテリーを搭載していますから、2時間以上動画を撮ってもバッテリー切れをおこなさない。心配になるくらい持ちます。インタビューは2時間以上かかることもあるので、ありがたいです。
それから、他のカメラに比べて音もいいような気がします。これは比較テストしたわけじゃないけど、ホワイトノイズがほとんど出ません。マイクロフィーサーズのため、絞らなくともピントが深く、対談の場合などで、片方がボケることがないのもありがたい。
レンズはオリンパスの17ミリF2の単焦点レンズを使っています。その他にもオリンパスの12ミリF2の単焦点ワイドレンズ。
最初に買ったキットズームレンズは使わなくなりました。動画にすると性能の差が顕著にでます。当初は動画だからなんでもいいやと思っていましたが、やってみたら、動画の方がレンズは重要なような気がしています。
スチール、つまり静止画なら、アングルを変えながら撮影して、ちょうどいいところを切り取ればいいわけですが、動画の場合はそうもいかない。インタビューだと、一旦場所を決めたら置きっ放し。
すると安いレンズはハイライトは飛ぶし、F値が暗いから感度を上げることになる。結果シャドーはざらつくし、四隅は引っ張られたような収差がはっきりわかります。
そんな細かいこと誰も気にしてないという声もあるでしょうが、1本の動画を4日も見続ので、気になってしょうがない。
次にマイク。マイクは超大事です。それは動画のプロから聞いていたし、実際、自分が見ているyoutubuも、音がクリアなものしか見ていないです。
ところがこれが難しい。最初に買ったオーディオテクニカの1万円弱のマイクだけでは対応しきれないことが判明。外ロケではワイヤレスが必要だし、対談ではピンマイクがあると便利。
Amazonで評価の良さそうな中国製マイクをたくさん買いましたが、ほとんどは安物買いの銭失いになります。唯一よかったのは、長いケーブルの付いたたピンマイク。ふたつのマイクが根元でひとつに繋がっていて、ひとつの端子で二人の声がとれます。長徳さんのインタビューにも使いました。インタビュー中は動かないのでコードがあっても問題なし。
ワイヤレスは、中国製の2700円のものが評判よかったので買いましたが、ちょっと微妙です。でも本格的なものは4万円から6万円くらいします。
最近は中野のフジヤカメラに行ってもカメラ館ではなく、フジヤエーヴィックというオーディオや、動画機材を扱うところに行ってしまいます。
さて、ワークショップH6期の募集を開始しました。
練馬区江古田の僕の事務所で、「2B」と言う名前で約15間、写真のワークショップをやってきましたが、2018年の3月にビルの建て替えとともに、場所を杉並区の阿佐谷に移しました。そのときから名称を「H(エイチ)」としています。
撮影実習を中心に、写真を取り巻く様々なことをやっています。いま配信している2B Channelを見てもらえれば、やっていることが何となくわかってもらえると思います。
講座は、土曜日と日曜日の11時から14時まで。美術館めぐりや、浅草寺撮影実習などもあります。H5期では、関西からの参加もありましたし、2Bのときには、北海道、青森、岩手、名古屋、大阪、岐阜、福岡から参加もありました。
世界的な写真賞の受賞や、作品が国内外のメディアへ紹介されたり、写真集の出版、写真展の開催など多くの参加者がその後も継続的に写真を続けているのが特徴です。
そして年に一度、渋谷の「ギャラリー・ルデコ」でグループ展を開催しています。
今年は10月15日(火)から20日(日)まで。時間は11時から19時(最終日は17時まで)。
3階はH1期から3期まで展示。4階と5階は2BのOB展。5階はH1期を終了した平井タコさんのドローイングの個展になります。特に3階のHは、今までの写真の展示とはまったく違うものになるはずです。「ちゃんと写真をやりまさい」と言われそうです。そのくらい変わっています。
期間中、僕はだいたい3階の踊り場にいます。そこが定位置です。ウクレレ弾いているかも。声をかけてください。
写真の話をしましょう。
お酒が好きな人だった
昨日義父が亡くなった。89歳だから大往生だろう。
結婚したのは30年前か。早いもんだな。結婚する前に初めて義父に会った時のことはよく覚えている。
なんだかボーっとして集中力がない。忙しいのも、大変なのも妻なのだが、何も手につかない状態。仕事にならない。
仕方がないので、朝からウクレレ弾いている。
コラムはサイト内にまとめました
ワークショップ2B&Hサイト